適切な時期に庭木の剪定を行なおう|生き生きとした植物にする

婦人

伐採が必要な木

木を切る人

美しい庭の維持に不可欠

日本はほぼ全域が温帯気候に属し、1年を通じて適度な降水量が得られるため植物の生育にも適しています。そのため国内にはいろいろな種類からなる数多くの樹木が分布しており、全国各地で森林も発達してきました。自然林や人工林・公園の樹木だけでなく、個人の住宅でも庭にそうした樹木が植えられている例は少なくありません。植林地や街路樹とともに庭木の多くも人工的に植えられたケースが大半ですが、植えた当初は小さかった木も年月を経るうちには大きく育ちます。特に庭木ではあまり大きく育ちすぎると周辺の環境に悪影響を及ぼし、木そのものの健康な生育にもマイナスとなるものです。そのため余分な枝や病害虫のついた枝を切り落とす剪定作業が多く行われており、場合によっては木自体を伐採することもあります。剪定や伐採には危険が伴う上に専門知識も必要とされることから、腕によほど自信のある人以外は植木屋さんに作業を依頼するのが普通です。旧家などでは昔から出入りの植木職人が決まっている例も多く、美しい庭の維持に欠かせない存在となっています。今はインターネットで作業依頼や見積もりが手軽にできる植木屋さんも増えており、人気を集めています。

庭木にも間引きが必要

木が1本だけ生えている環境は別として、複数の木が集まって生育している環境では単体以上に管理が難しくなるものです。例えば明治以降に植林が推奨されてきたため全国各地で数多く見られる杉の人工林では、間伐と呼ばれる定期的な間引き作業が必要となります。木と木の間隔が密になりすぎると太陽光が行き渡らなくなり、下草も生えないような薄暗い環境になって土地が痩せてしまうのです。根が十分に張っていない木は下枝も枯れるようになり、細長く不健康な形に育って倒れやすくなります。木々が共倒れになるような事態を防ぐ意味でも人工林では間伐が奨励されていますが、木の多い庭でも同様の間引き作業が必要な場合があります。木の伐採は剪定作業以上に危険を伴いますが、植木屋さんの多くはこのような間伐作業にも随時対応してくれるものです。一般の人ではどの木を切ったらいいのか判断が難しいケースでも、知識の豊富な植木屋さんなら庭全体のバランスを考慮した最適な間伐作業を実施してくれます。たくさんの木が育ちすぎて庭が薄暗くなったと感じるようなら、一度そのような植木屋さんに庭を見てもらって間伐が必要かどうか判断してもらうのも1つの解決法です。